
退職を決めた際に会社に返却するともらう物でそれぞれ大切な物があります。
意外と取り返しのつかない事になったり重要な物だったりするので、一度ご確認を。
会社に返却する物で最も重要な物
退職時に会社に返却する主な者としては、
- 健康保険証(扶養者分含)
- ロッカーキー(鍵貸し借り証にサイン)
- セキュリティーキー
- 社員証
等があるかと思いますが、最も注意しなければならないな物は健康保険証です。
退職時に国民健康保険に加入するのか、配偶者の扶養になるのかはあらかじめ検討しておきましょう。
もし退職時に次が決まっていたとしても手続き等で2週間~場合によっては一ヶ月以上保険証がなくなります。
国民健康保険や配偶者の扶養に入ったとしても同様に保険証が来るまで時間がかかります。
って焦る人いますが、国民健康保険に加入される方は各市町村に、
次の転職先が決まっていたり配偶者の扶養に入る方は勤務先に事情を説明したら
証明書を発行してくれる場合があります。
もし継続通院中に退職が決まって保険証を返却する際は
前もって各自治体に証明書の発行が可能か確認しておくと良いでしょう。
また、病院にも事情を説明して証明書で保険適用が可能か確認しておくと良いでしょう。
ただ、不意に歯が痛くなったり子供が怪我したりして病院に行く場合は全額負担になります。
大体、こーゆー時に限って子供がなにかやらかします。
気を付けましょう。
会社から貰う物で最も重要な物
では、逆に退職時に会社から貰う主な物はと言うと
- 源泉徴収票
- 離職票
- 花束
- 記念品
- 寄せ書き
等があるかと思います。
退職時に下の3つが貰えるかどうかはあなた次第です。
現役時貰えるように頑張りましょう!
で、大事なものは源泉徴収票と離職票になります。
源泉徴収票について
源泉徴収票に関しては11月か12月の退職でなければ慌てる必要はありません。
大体は最終給与と一緒に送って来ると思います。
もらって保管しといて新しい会社に転職した際、年末調整の資料に添付して提出しましょう。
11月か12月に転職した際は、転職先の会社の年末調整に間に合わせないといけないので、
もし退職時に貰えなかったりした場合は急いで貰うようお願いしましょう。
もし、年末の転職で新しい会社の年末調整に源泉徴収票が間に合わなかった場合は確定申告をしましょう。
給与所得者の確定申告はしなくても問題はありませんが、
大体の場合還付になるので、還付金をもらい損ねます。
面倒くさいですが行う様にしましょう。
離職票について
次の転職先が決まっていないなら最も重要な物になります。
経理部の人(離職票作成者)と顔見知りだったりするなら急いで貰うようお願いしましょう。
なぜ、急いで貰った方が良いかと言うと、
この離職票を持ってハローワークに行って手続きをしないと
失業手当給付金のカウントがスタートしないので、支給日がどんどん遅くなってしまいます。
失業手当を貰う予定の方は離職票を貰ったらスグにハローワークにダッシュしましょう!
現在、失業手当の給付は自己退職の場合以前の3ヶ月から2カ月に短縮されています。
従って、自己退職をして失業給付金を最短で貰うには、
離職票を提出してから待期期間(7日間)+2カ月+約5日前後(振込手続)となります。
筆者は以前、1回目の転職の際に退職日から90日後に失業保険がもらえると勘違いしており、
ハローワークに行くのを放棄していました。
最も、離職票が送られてきたのも退職後2週間位経っていたのですが・・・・・・。
退職して一ヶ月位経ってハローワークに求職を見に行くついでに一応手続きでもしとこうかと思って
窓口に提出して説明を受けて絶句しました。
と言う事は、今日から3ヶ月後だから退職後4ヵ月しないと失業保険もらえんの?マジか~!!
自己都合だけど会社都合
離職票を提出して失業手当を貰う際、自己都合の場合は給付制限期間がありますが、会社都合だとありません。
すなわち、待期期間の7日後即失業手当がもらえます。
もし会社では自己都合扱いで退職になっていても、実情はコロナによる解雇だとか人員整理、
またパワハラがひどくて退職したとかだとハローワークの窓口で会社都合にしてくれる場合があります。
まとめ
今回は退職時の手続きの流れついて記載しました。
退職時に病院に通院中の人とかが居ると意外と大変だったりすると思うので、退職日は計画的に!
失業手当についての手続きや金額、詳しい事はお近くのハローワークに問い合わせてみて下さい。
とは言え、大体説明会等に行って聞いていると分かりますが。
以上、今回は退職後急いで行う手続き等を簡単に説明しました~。
退職しても何かと忙しいですね。
それではまた。