巡回監査士補一発合格の勉強時間
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前回巡回監査士補の一発合格の勉強法を紹介しました。

 

 

今回はどれくらいの時間がかかったのかを紹介しますね。

あくまでもぶるどるの場合ですので個人差はあると思います。

 

もっと少ない時間で合格した人もたくさんいるので一例として参考にどうぞ。

 

例題集一周にかかる時間

例題集の一周にかかった時間ですが、きっちり計っていたわけではないのでざっくりですが巡回監査Ⅰ・Ⅱが各15時間、税法科目が25時間前後だったように思います。

オンデマンド研修は受けていません。

 

自分は10年会計事務所勤務の後、転職先で取得を目指したのである程度の税法は把握していました。

最初にテキストをザーっと読んで解答見ながら通しで解いてこれ位だったと思います。

 

もし解答を見て更にテキストで調べたりオンデマンド研修を受講しながら行うと1周目はあと5時間位はかかると思います。

 

合格の最低勉強時間はどれくらい?

合格者の人達から聞いた平均の例題集周回回数は3~5周位でした。

5周以上行った人達は大体ほぼ満点で合格していました。

 

合格点ギリギリの3周を目標とした場合

巡回監査Ⅰ 20時間+15時間×2周=50時間
巡回監査Ⅱ 20時間+15時間×2周=50時間
所得税法 30時間+20時間×2周=70時間
法人税法 30時間+20時間×2周=70時間
消費税法 30時間+20時間×2周=70時間
相続税法 30時間+20時間×2周=70時間
合計 380時間

くらいとなります。

1周目は調べたり確認したりしながら進める為時間がかかりますが、2周目以降はこなすだけなので時間は短縮されるはずです。

 

4周目以降は自信のないところや、3周目までやって間違ったところのみやって行くと時間短縮になり効率が良いです。

全部解いたとしても最初の半分位の時間で全て終わるようになっていると思います。

 

確か4周目くらいから所得税法とかは週末に全て終わらせていたため、10時間内で全て解けるようになっていた思います。

 

暗記物の語句選択問題、○×問題は隙間時間で見直すようにして総合問題だけ繰り返ししっかりやって行くと良いです。

ただ、配点は総合問題と変わらないくらいありますので油断できませんよ。

 

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試験までの期間

6月の下旬にテキストを購入して11月の上旬にテストがあるので4ヶ月半(130日前後)位しか期間がありません。

と、言う事は最低周回の3周をこなすのに一日3時間位の勉強時間が必要な計算になります。

会社の飲み会等で毎日出来なかったと仮定すると週末は5時間位必要かもしれません。

 

ちなみに、全て満点で合格した一人は平日4時間位、週末6時間位して例題集は5周は全解きして自信が無いのと間違えそうなところは更に繰り返し行ったと話していました。

 

複数年受験のメリット

こうして改めて見ると、1年で全科目合格するのはかなりのやる気と根性が必要かと思います。

社会人になって毎日3時間位勉強するのは時間確保も色々と大変です。

 

そこで、もし新卒や税法の初心者が最初から複数年で受験するとした際に2年目以降に受験した方が確実に良い科目があります。

それは所得税法です。

 

所得税法においては、1年目のまだ12月~3月の繁忙期を経験していない状態ではまさしくゼロからの勉強になります。

実際携わる機会もないですし…

 

しかし、業務で年末調整と確定申告を経験して申告書を一度見て簡単な入力を経験しているだけでも理解度が全然違います。

 

1年目の確定申告は所得の合算位しかできないと思いますが、それでも所得の種類等を調べながら行わなければいけないので必然的に勉強する事になります。

 

実際の業務を経験して申告書にも目を通しているのと、ただ漠然とテキストを見て勉強をするのとでは理解度が桁違いですよ。

 

経験者はノー勉でいけるのか?

毎年数人の中途採用者がこれに挑みます。

自分の聞いた話では法人税法と所得税法は50%位、その他は大体玉砕らしいです。

 

本当にノー勉かどうかは本人しか分からないので定かではありませんが、法人税法と所得税法に限って言えば5年位しっかりと会計事務所の業務を行い、申告書も作成できるレベルの人なら可能かと思います。

 

ただ、申告書の作成と言っても最近はほとんどPCで入力して自動計算になっているので、税率等の細かい数字を覚えていないと落ちます。

 

自分も過去問に全くテキストや例題集を見ない状態のリアルノー勉で挑戦しましたが、法人税法と所得税法は合格の70点まで到達していました。

かなりギリギリでしたが…

 

相続税法は普段業務でなかなか携わらないのでしっかりとやらないとダメそうでしたね。

 

まとめ

例題集をこなしていれば確実に合格できる巡回監査士補試験。

税理士試験と違い全科目満点合格も普通に狙えます。

 

しかし、1科目の合格率も20%前後とやっていないと合格できない試験です。

 

1回の受験で全科目合格するのはかなりのハードルです。

 

参考時間を目安に一年で全て合格をめざすのか、複数年で合格をめざすのかを検討してチャレンジしてみて下さい。

 

税法の基礎が身につきますよ。

 

それでは、これを読んだみなさんが合格致しますように!

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