ロードバイクを乗るにあたって注意すべき2つの事
俵山展望台.JPG

今日は梅雨の中休みで雨も降ってなかったんでちょっくらいつもの俵山までポタリング。

週末に雨が降らないとほんと助かりますね。

 

さて今回はロードバイクに乗るにあたって絶対に注意して欲しい点を2つ紹介しますね。

 

スピードの出し過ぎは絶対にやめよう

車にも言える事ですが、スピードの出し過ぎは百害あって一利なしです!

たまに山を下る時に凄いスピードで下って行ってる方を見ます。

イベントでもボランティアの方が下り注意と促していても凄いスピードで下っていく人が居ます。

 

もうはっきり言って命知らずとしか言いようがないです。

 

改めて見てもらうと分かりますが、ロードバイクのタイヤは高圧な上にものすごく細いです。

あんなん小石1つちょいと踏んだだけで吹っ飛びますよ。マジで!

おまけにロードバイクは下り直線で80キロとか90キロとか普通に出ます。

転倒時のけがはバイクの比じゃない位ヒドイです。

 

まず、ビンディングで足が固定されてるんで自分だけ吹っ飛べないです。

バイクとロードバイクの両方に乗っている人に聞きましたが、

バイクは体制崩れて転ぶ覚悟した時に咄嗟にマシン捨てて足で地面蹴って受け身の体制を取れるけど、

ロードバイクは足が固定されてるから咄嗟に足が出ないしマシンを捨てて受け身も取れないと。

 

あと、ゴロゴロと受け身取りながら転がれないから足も変な方向に曲がるし、

バイクより間違いなく激しくケガするらしいです。

 

何より、バイクは長袖長ズボンでモノによっては膝や肘の部分にプロテクターないし

サポートの入っているものも多いけど、ロードバイクのウェアっていったらピチピチの薄いもん。

どっちが危険かって一目瞭然ですな。

 

自転車のプロレースでも度々落車おこってるけど、

大体落車した人って骨折したりしてその後のレース棄権してますよね。

 

バイクレースで落車して、派手にゴロゴロと転がってた人が同日後からのレースで走ってるのはよく見ます。

 

自転車の落車リスクがどれだけ高いかお分かりになったかと思います。

 

ケガだけではなくカーボンバイクだとクラック入ったり最悪割れたりする場合もあります。

車に当たられたとかなら相手の保険が多少出るかもしれませんが、

自転車の車輛保険入っている人は少ないと思うので大体自転車修理不能で終了です。

 

山のカーブの多い下りだと大体車よりロードバイクの方が早いです。

絶対に車に追いついて煽ったりしないようにしましょう。

急ブレーキかけられて止まり切れずに突っ込んで痛い思いするのは自分です。

 

あと、レースの様にアウトインアウトで曲がるのも絶対にやめましょう。

レースでは確実に対向車が来ないから早く走る為にやっているんです。

公道では対向車が絶対に来ないなんてありえません。

最近のモーター車は実に静かなので登りも音一つ立てずに登って来てる場合があります。

一車線しかないような細い道の下りは絶対にスピードを出し過ぎないようにしましょう。

 

スピード出して追い越して早く山を下りて行った人が麓の信号で止まっていて追いついたとかよくある話です。

イベントでスピードの出し過ぎで落車等の事故があって翌年から開催されないとかなると

たくさんの人に迷惑がかかります。

 

物凄くスピードの出る乗り物だけに安全に乗りましょう。

 

自転車保険に入ろう

意外と知られていませんが、条例により自転車の保険加入を義務化している都道府県は多いのです。

自転車損害賠償責任保険等への加入促進状況は以下の通りです。

地方公共団体の条例の制定状況

 

実は、自分で知らなかったと言うだけで既に加入していたと言うケースもあります。

  • ゴールドカード等のクレジットカードに付帯している
  • 自動車保険のオプションで加入していた
  • 個別賠償保険に加入している

以上の様な心当たりのある方は確認してみると良いでしょう。

 

全く心当たりのない方は各損保会社の保険に加入する事になるかと思いますが、

大体月300円程度でネットで申請して加入できるものがほとんどです。

 

11歳の子供の運転する自転車と高齢者の方が衝突して約1億円の賠償金が言い渡された判決も出ています。

何かあってからでは遅いので、大きい金額ではないし必ず加入するようにしましょう。

 

また、余裕がある人は自分が転んだりして事故にあった時の傷害保険にも加入しておいた方が良いでしょう。

上記した様にロードバイクで落車したら大けが必至です。

こちらも何かに付帯してついている場合もあるので確認してみると良いでしょう。

 

まとめ

今回はロードバイクを乗る上で最低限の注意点を2点挙げてみました。

週末等にスポーツとして乗るホビーライダーは安全に家に帰り着くのが一番大事な使命です。

 

スピードを抑制してまずは予防、そして万が一他人にぶつかってしまっても迷惑をかけないように、

そして自分自身を守るためにも保険の加入を是非実践して下さい。

 

安全に楽しくロードバイクライフを送りましょう。

 

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