スポーツバイクの検討でクロスバイクの購入を迷ってる人へ

前回悪路得意な自転車の紹介をしましたが、

今回は舗装路メインの自転車のクロスバイク編です。

 

購入を検討する際の参考にどうぞ。

 

クロスバイクがおすすめな人

以下に当てはまる人は迷わずクロスバイクで良いかと思います。

  1. 通勤、通学など日常気軽に使いたい
  2. 山をチャリで登ることに魅力を感じない
  3. 家の中にチャリを置くスペースがない
  4. 長距離乗る時はゆっくりのんびり私服でポタリングしたい
  5. ドロップハンドル無理

 

では、ひとつづつ検証。

 

1通勤、通学など日常気軽に気軽に使いたい

クロスバイクも色々あるけど、今回は5万~の

スポーツタイプに絞って記載していきたいと思います。

日常使いするならクロスバイクは超オススメです。

変速が24段近くあって軽い力でスイスイ進むし日常使いには最高の相方です。

距離も10キロ以内でストップ&ゴーの多い街中走る機会が多いならロードより快適です。

しかしながらざっと思いつく欠点も数点あります。

クロスバイクの日常使い時の欠点

以下の項目はクロスバイクを乗る上でママチャリとの典型的な違いです。

  1. リュックが常時必要
  2. 泥除けは飾り同然
  3. ライトの電池確認は怠らない

     

    1リュックが常時必要

    スポーツタイプのクロスバイクに籠を付けている人は少ないです。

    って言うか籠がオプションであるのか謎です。

    正直見たことないです。

    と、言う事は買い物しようものなら大小に関わらずリュックが必要になります。

     

    袋に入れてハンドルの横に下げればいいじゃん!

     

    絶対やっちゃダメだぞ!!

    意外と知らない人多いけどれっきとした違反だからな。

    小さい袋も下げちゃダメだ!

    必ずリュックに入れよう。

     

    リュックじゃなくても肩から下げるタイプがおしゃれじゃないすか?

     

    ズリ下がってきて気づいたら横ブラーんてなってんぞ。

    信号で止まる度に背中に戻しても気づいたらズレてきてブラーんてなるぞ。

    体幹がしっかりしていて真っ直ぐに座ってきちんと漕げる人の背中には

    ずっと居るのかもしれないけど、自分の背中に目的地到着まで

    肩掛けカバンが居た事はない。

    カバン抑えてずっと片手運転とかなるから集中できないし危ないで。

    紐短く調整してピタッと背中にくっつくようにしたらありかも。

     

    2泥除けは飾り同然

    一応、泥除けはオプションで販売されています。

    シートポストに取り付けるタイプが多いと思うけど、とにかく細い短い。

    ママチャリみたいにタイヤ半周位覆ってくれてるなら良いけど、

    シートポストから50㎝位後ろに伸びてるだけです。

    おまけに細いしタイヤとの間も空いてるからホントないより若干マシ程度です。

    と、言う事で雨が降ったり雨上がり走る際には背中とリュックは泥だらけ、

     

    リュック洗うのメンドイ!

     

    って人はリュックを前にかついで背中全部で雨水受けて走ろう。

    信号待ちで、

     

    なんであの人リュック前にかついでんの?

     

    って思われても気にするな。

    ちなみに、リュックに雨用のカバーのある優れたメーカーも

    あるのでチェックしてみてもよいだろう。

     

    3ライトの電池確認は怠らない

    クロスバイクの夜間のライトは後付けの電池式か充電式のライトを

    ハンドルに取り付けるのがほとんどです。

    コスパ良いからと充電式のライトを買う人が増えてるけど、

    チャリに付けっぱなしにしていて充電忘れしてる人結構います。

    夜に信号待ちしていると、ライトは付いてるのに点灯してない人、結構います。

     

    仕事や塾の帰り等で夜間遅くに走る場合は危ないので絶対に無灯火で走らないように

    電池の確認は怠らないようにしましょう。

     

    2山をチャリで登ることに魅力を感じない

    チャリに本格的にハマってくるとどう言う訳だかやたら山に行きたがるヤツが出てくる。

    一緒にポタリングしようと言って集まってもなぜか行き先は山。

    あと、色んなイベントあるけど一番長距離コースはなぜか激山が含まれている。

    以上を考えると、ロード乗りはドMの集まりと思って間違いないだろう。

    逆にこれらに全く興味がないならクロスで良い。

    登るとなるとどうしても重さがネックになってくる。

    ロードの方が当然軽いので山では有利だ!

     

    ・・・・・・だがしかし、実はクロスの方が登れる場合がある。

    大体のクロスはフロントギアが3枚のものが多い。

    斜度20%とかの激坂になるとロードのギア比では回せない輩が出てくる。

    精進の足りていない貧脚ライダーかちょっと太めのメタボライダーがそれだ。

    そこでクロスの一番軽いギアで回すと意外と登れたりする。

    ただし、回るってだけで全く進まないけどね。

    なので、クロスでも山は全く登れないわけではない。

    たまに山行く位でしょっちゅ行こうと魅力を感じないならクロスで良いだろう。

     

    3家の中にチャリを置くスペースがない

    高価なロードバイクは必然的に屋内保管が基本となる。

    なにせ10万以上するチャリを駐輪場にでも置いておこうものなら、

    持ってって下さい!

    って言ってるようなものだ。

     

    毎日使うものであれば雨の日に帰宅って事も当然ありうるので、

    毎回拭いて屋内に上げるのは大変。

    クロスも高価なものは10万超えるものもあるので、

    出来れば室内保管したいが、毎日の出し入れは流石に面倒。

    と、なると屋外駐輪って事になるので持っていかれて

    諦めつく人以外はクロスが良いです。

     

    ただ、鍵のかけ方には注意が必要

    スポーツタイプのクロスはフロント、リア共にクイックレバーで

    ホイールが取り付けられているものが多いです。

    すなわち10秒でホイールの取り外しが可能。

    フレーム、ホイール、固定物と必ず3点で施錠するようにしましょう。

     

    4長距離乗る時はゆっくりのんびり私服でポタリングしたい

    週末、自転車乗って運動がてらいつもより遠くへ行ってみたいな。

    でも、ピチピチのウェア着てメットかぶって派手なグラサン付けて・・・・・・

    ってのは嫌だ!

     

    と言う人はクロスが良いです。

    リュックにカメラなど入れて季節を撮りにポタリングとか最高です。

    基本的にロードで行けるところはクロスでも行けます。

    四季を感じて走るのにはクロスバイクは最高の相方になるでしょう。

     

    5ドロップハンドル無理

    ロードとクロスの一番の違いと言ったらこのハンドル。

    ドロップハンドルは長距離を速く走るようによく考えられたハンドルです。

    1⃣でも説明したけど、街乗りが多いのにロード勧めないのはこのハンドルのせいです。

    ブレーキの場所に注目して欲しいのですが、ドロップはブレーキが下ハンの位置にあります。

    あの曲がった部分にあるんです。

    と、言う事はあの部分を握っとかないと咄嗟にブレーキかけれないって事になるけど、

    あの位置ずっと握っとくとなかなかの前傾姿勢です。

    上から握ってもそこそこの前傾姿勢になりますぜ。

    フラットの位置持っとくのがラクではあるけど、

    その位置にブレーキありません。

    後付けで付けれない事はないらしいですが、基本その場所には付いてません。

     

    と、言う事で咄嗟にブレーキかけたりするのにあのハンドルに抵抗のある人は

    クロスバイクのフラットバーが良いと思います。

     

    まとめ

    今回はクロスバイクに自分で乗っていて気付いた事を記載してみました。

    クロスバイクはロードに比べて取り回しが良く本当に良い自転車だと思います。

    エンジンさえ鍛えればロードよりも早く走ることも可能です。

    とあるイベントでは高価なロードバイクに高級ホイール付けたロード軍団に混ざって

    クロスバイクで先頭集団を走ってる凄い人見ました。

    自分も70km位のイベントならクロスバイクで走る事もありますよ。

     

    参考になれば幸いです。

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